セラピストになりたい男性必見!男性セラピストになる方法とキャリアについて

男性セラピストになりたい。
でも求人はあるのか、今後の需要はあるのかと不安な方は多いかと思います。セラピストは女性の職業というイメージがありますが、男性がセラピストになれないわけではありません。
むしろ、男性セラピストの需要は今後どんどん増えていくといわれています。
今回は、男性セラピストになる方法とキャリアについて解説します。

目次

男性セラピストの求人が多い場所

セラピストと一口にいっても、ボディ系のトリートメント店や足つぼマッサージ、鍼灸師など種類はさまざまです。
その中でも男性が多く活躍するのは、全身もみほぐしなどの体力勝負のマッサージ店、リフレクソロジー、リンパドレナージュなど、力強いマッサージが好まれる施術の店です。

ボディ系の力が必要になるマッサージ店

1時間○○円といったもみほぐし系のお店は、一日に何人ものお客様の施術を行うため、体力が必要です。
単なる力技だけではなく、お客様の好みに合わせて力加減を調整できるため男性スタッフを指名される方も多く、大型店でも男性スタッフが多く活躍しています。

リラクゼーションセラピスト

リフレクソロジーやリンパドレナージュ、ストーンフェイシャル、ヘッドトリートメントなど、さまざまな手技で癒し効果のある施術を行います。

国家資格が必要なあん摩マッサージに代表される治療行為とは異なり、アロマトリートメントだけではなく空間演出やヒーリングミュージックで五感に安らぎを与え、お客様に心身ともにリラックスしていただくお仕事です。
男性スタッフが持つ大きな手や好みに合わせた力強い施術は人気があります。

香りの専門家アロマセラピスト

アロマセラピストは、天然の植物から抽出したアロマオイルを使ってトリートメントを施したり、お客様にアロマオイルの香りや効能についてアドバイスをしたりするお仕事です。
アロマオイルの香りによるヒーリング効果とアロマトリートメントでお客様にリラックスしていただき、体の不調を改善に導きます。アロマセラピストには国家資格はありませんが、民間資格はあります。

資格を取得していることでお客様の信頼を得られるため、アロマセラピストの資格とあわせて「あん摩マッサージ指圧師」の国家資格を取得する人もいます。

男性がセラピストになる方法

男性がセラピストになるには、女性セラピストと方法の違いはありません。男女ともに資格がなくてもセラピストと名乗ることはできますが、資格を取得した方が就職に有利な面があるほか、お客様の信頼を得られるため、習得しておいて損はないでしょう。

専門学校に通って資格を取得する

1日講習会に参加すれば習得できる資格もありますが、専門学校に通わなければ習得できない資格もあります。
通信教育で資格習得も可能ですが、セラピストは技術職のため、できれば実技を学べる専門学校に通った方が良いでしょう。

また、男性セラピスト向けの資格習得スクールなどあります。女性が多いスクールに通うことに抵抗がある方、男性セラピストが活躍できる職場の探し方に不安がある方におすすめです。

独学・副業から初めて経験を積む

先述のとおり、セラピストの仕事にはさまざまな種類があります。独学でいろいろな店で働きながら自分に向いているセラピストの仕事を見つけるのも良いでしょう。

また、現在はセラピスト以外の職種に勤めていて、将来セラピストに転職したいという方は、まずはセラピストの仕事を副業として知識や技術を身に付けることをおすすめします。「WワークOK」の店も多くありますので、まずはアルバイトで経験を積み、転職活動の際に活かしましょう。

男性がセラピストとして活躍できる3つの理由

男性セラピストには女性セラピストにはない魅力・強みがあります。男性がセラピストとして活躍できる理由を説明します。

1. 女性には難しい力強い施術が出来る

男性セラピストの一番の強みはやはり、力強い施術が出来ることです。大きな体を利用したダイナミックな施術や力強い施術を行えるのも大きな強みです。とくに1日に何人も施術を行う大手もみほぐし店などでは体力仕事になるため、男性セラピストはとても重宝されます。

2. 女性が多い業界なので重宝される

力強い施術が好みで、男性セラピストを指名したいお客様も少なくありません。セラピストは女性が多い業界のため、男性セラピストはとても重宝されるでしょう。

また、近頃は美容に関心がある男性やリラクゼーションサロンに通う男性も増えています。そのため「同性のセラピストの方が相談しやすい」という男性のお客様から指名を受けることも多くあります。

3. 男性セラピストへの認知が高まっている

ひと昔前は、セラピストというと女性の職業というイメージを持つ方が多かったですが、最近は男性セラピストへの認知が高まっています。男性セラピストが活躍する店も多くあり、女性にはない力強い施術などが注目されています。

男性セラピストの懸念点

男性セラピストの活躍の場は増えていますが、まだまだ女性セラピストが圧倒的に多いのが現状です。ここでは、男性セラピストの懸念点を紹介していきます。

男性の施術に抵抗がある女性もいる

施術の際に直接肌に触れるため、中には男性セラピストに抵抗感を抱く女性もいるのも事実です。男性セラピストとして活躍するには、女性のお客様に安心感を与えられるような人柄や雰囲気作り、トーク術を磨くなどの工夫が必須と考えておくと良いでしょう。

女性に比べて働ける場所が少ない

女性のお客様に脱衣してもらって施術を行うお店の場合、男性セラピストを採用していないこともあります。男性セラピストが働いているとしても、お店のホームページにはその旨の記載がない場合もあります。

そうなるとお客様も「女性セラピストが施術を行うと思って予約をしたのに男性セラピストが出てきてビックリした」と戸惑ってしまいます。

男性セラピストが活躍できる職場を探すなら、体力仕事であるもみほぐし店か、男性セラピストがいることをホームページに記載している店を選ぶとよいでしょう。

男性セラピストに将来性はある?

男性セラピストが重宝される店がある一方で、まだまだ女性セラピストの求人が多い中、男性セラピストに将来性があるのか不安な方は多いかと思います。しかし、リラクゼーションによって癒し効果を求める男性のお客様や、男性セラピストの力強い施術を指名するお客様も増えています。

男性も美意識が高まっており市場は拡大している

今やリラクゼーションサロンは女性だけのものではありません。男性もアロマやアロマトリートメントによって癒しや美容効果を求める時代です。今後、男性のお客様が増加することによって「同性である男性セラピストのほうがいい」という方も増えていくことが考えられます。

マッサージやアロマはストレス解消の手段として注目されている

ひと昔前は、ストレス解消というとお酒や煙草が多かったですが、最近は健康志向や美意識が高い方が増えていることもあり、アロマトリートメントやアロマがストレス解消の手段として注目されています。

男性セラピストは世間に認知されつつある

美容師やヘアメイク業界には男性も多く活躍しています。セラピストは女性の職業というイメージを持つ方が多いかもしれませんが、欧米・東南アジアでは、男性セラピストは一般的です。

最近は日本でも男性セラピストを指名する方が増えています。今後、日本でも男性セラピストの需要が高まっていくことでしょう。

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