セラピストとは、特別な技術や知識を持った人で、美容や身体の健康維持などのためにココロやカラダを癒す専門家です。セラピストが行う施術はさまざまですが、セラピストはお客さまの身体に直接触れるため専門的な知識が必要です。
セラピストってどんな仕事?
セラピストといわれる仕事にはさまざまなものがありますが、ここでは私が在籍するリラクゼーションサロンを例にお話します。
まず最初にセラピストの仕事は、お客さまを施術するだけではありません。サロンの掃除をしたり、お客さまのお話を聞いたり、施術が終わった後のアフターフォローが必要な場合もあります。
また、予約が入っていないときは、ホームページを更新したり、SNSで集客をしたり、チラシを配ったり、施術に利用するタオル洗ったりするなどたくさんの仕事があります。また、シフト制で働いていることが多いため、朝早い時間に出勤したり、夜遅くまで働いたりすることもあります。
セラピストの仕事は施術がメインと思われがちですが、実は施術意外にも日々たくさんの業務があり、施術はその業務の中の一つともいえます。
セラピストになりたい人は、仕事につく前に自分に向いているかチェックしてみましょう。
セラピストに向いている人とは
セラピストに興味はあるけれど、自分が向いているかどうか知りたい方のために、セラピストに向いている人を確認してみましょう。
人の話を聞くのが好き
セラピストの仕事はお客さまに施術するだけが仕事ではありません。お客さまが現在困っていることや、これからどうなりたいかを聞き出すのも仕事の一部です。そのため、普段から人と話をするのが好きな方や、いろんな人と会って話をしたいという方に向いています。
常に新しい情報に目を向けることができる
セラピストの仕事は、常に新しい知識を得ていく必要があります。例えば、現在どのような施術を求めている人が多いのか、このような悩みを持っている方にはどのように対応していけばいいのかなど常に新しい情報に目を向けていくことが必要です。
お客さまの身体だけでなく自分の身体も大切にできる
セラピストはお客さまの身体を施術します。しかし、セラピスト自身が自分の身体を大事にできなければ、一流のセラピストとして働くことはできません。例えば、不規則な生活を送っていたり、好きなものを好きな時間に食べたりするような人は、お客さまの見本になれません。
どんなことにも興味を持って仕事に取り組める
セラピストは幅広い知識が必要です。施術をするために必要な技術や知識だけでなく、あらゆることに目を向けて興味を持っていくことが必要です。例えば、お客さまと話をするとき美容に興味のある方は、施術と関係ない洋服の話などの話をする場合があります。洋服の色の意味や似合う色の話などの知識があれば、もっと自分の身体に興味を持ってくれるかもしれません。
勉強することが好き
セラピストは、常に学んでいくという気持ちが必要です。セラピストの多くは、スクールに通い技術や知識を身につけます。しかし、それで終わりではありません。スクールで続いておこなわれているセミナーや勉強会などにも参加することが大切です。
自立したい人
セラピストは、お客さまと一対一で接することがほとんどです。そのため、「私はまだ経験や技術が浅いから、この施術は他の人にお願いしよう」という考えを持っていては成長できません。将来、自分で起業しよう、サロンを盛り上げていこうという考えを持っている人に向いています。
自分の身体の不調で悩んだことがある人
スクール生の中には、生徒さんご自身がアレルギーで悩んだことがある方がいます。いろいろな食事を試してみたり、運動をはじめてみたり、生活習慣を変えてみたりしたけれど、資格を取得したおかげで解決した方がいます。こういった経験のある方は、お客さまの心に寄り添うことができます。
まとめ
セラピストの業務は施術のみではなく、その裏にはさまざまな仕事が日々あります。
ただ施術をしたいだけではなく、自分の中で「なぜセラピストなのか」「セラピストとして何をしていきたいのか」。そういったことを明確にしておくことが大切でしょう。
人を癒す仕事はとてもやりがいのある仕事でもあります。ぜひ自分の適性をチェックしてセラピストのキャリアをスタートさせましょう!