最近、よく耳にするフェムケア。実際にどんなものかご存知ですか?
今回は、そんなフェムケアについてご紹介します。
Femcare(フェムケア)とは?
最近よく耳にするけど、そもそもフェムケアとはどんなものなのでしょうか?
フェムケアとは、「Feminine(女性の)」と「ケア(Care)」をかけあわせた用語で、 女性の体や健康のケアをする製品やサービスを表します。
デリケートゾーンをケアすることは、カラダを健やかに保つ秘訣♪
男性とは異なり、女性のカラダは子宮やデリケートゾーンのコンディションによってホルモンバランスが乱れたりして、心身のバランスを崩しやすかったりします。デリケートゾーンケアや生理の悩みはそのままにせず、フェムケアやフェムテックのアイテムを取り入れて、毎日のスキンケアのように習慣的にケアすることでさまざまな不調が改善されるともいわれています。
デリケートゾーンってどこですか?
デリケートゾーンケアというけれど、「デリケートゾーン」ってどこですか?
外陰部と呼ばれている一帯を「デリケートゾーン」と呼んでいます。脱毛でいうV,I,Oエリアのことです。
デリケートゾーンの構造としては、出産のときに赤ちゃんが生まれてくるところである「膣口(ちつこう)」が中央にあり、その周りのひだが「小陰唇(しょういんしん)」、そのまた外側にある大きなひだが「大陰唇(だいいんしん)」と呼ばれるところ。小陰唇の内側からが「粘膜」と呼ばれる部分となります。
ひだの裏側は、恥垢(ちこう)という垢がすごくたまりやすい部分なので、ひだを持ち上げて、泡立てた専用ソープで、アンダーヘアから肛門まで優しく洗ってあげましょう。
膣内には不要なものを洗い流してくれる自浄作用がもともと備わっているので、膣の中までは洗わないようにしてください。
またデリケートゾーンはすごく乾燥しやすい部分。お肌と同じように、洗浄後は専用のクリームやオイル、ローションを使って しっかり保湿してあげることが大切です。この時も膣内までは保湿しないようにしましょう。
ケアの面ではアンダーヘアは全てないほうがいいんだとか。できれば脱毛に行くことをおすすめしますが、自分でシェービングする際は専用のフォームやオイルで肌負担を減らしてください。
デリケートゾーンのお悩みをサポートする『フェムケア』『フェムテック』アイテムで、毎日のスキンケアのように、習慣的にケアしましょう。
なぜデリケートゾーンのケアが必要なの?
なぜデリケートゾーンのケアが必要なの?
なぜデリケートゾーンのケアが必要なの?
デリケートゾーンは、皮膚と粘膜の中間で繊細な部分。角質層が薄く、摩擦や刺激に弱いのです。他の皮膚との構造が違うので、お顔や髪の毛のようにそれぞれ専用のケアが必要です。
デリケートゾーン専用ソープを使った方がいいのはなぜ?
一般のボディーソープや、石鹸はアルカリ性で洗浄力が高いものが多く、それらでデリケートゾーンを洗ってしまうと、pH値が崩れ自浄作用の働きを弱めてしまう原因にもなります。
自浄作用の働きが低下すると、かゆみやにおいを引き起こすこともあります。
※「pH値」とは、酸性やアルカリ性を示す値のこと。
まとめ
今、注目を集めていているフェムテック 。でもサロンでお客様とお話をしていても
「フェムケアやフェムテックをそもそも知らなかった」
「どうやってケアしたら良いかわからない」
そんな声もよく聞きます。
冒頭にも述べたように、女性は男性と違って子宮やデリケートゾーンのコンディションによって心身が大きく左右します。不調や不快感を感じる日が1日でも少なくなれば、きっと今よりももっと快適に毎日を過ごすことができる。
改めてご自身のカラダのことを知って、健康と美容の面においてもぜひデリケートゾーンケアを習慣に取り入れてみてください。